看護部ブログ
2021年11月22日
  • vol.23  ICU 副主任 寺倉 佳苗

    「一息つきながら」

    私は、北海道の端にある、ど田舎で育った。20歳で田舎からの脱出を図り、当院のICUに就職した。早いもので、今年で看護師16年目になる。

    ICUは重症な患者様が多く、日々緊張と学ぶことの連続である。悩むこともあるが、いつも明るくて、経験豊かな仲間に支えられ、前向きに仕事することができている。

    二児の母となり、看護師としても色々なことに挑戦させてもらい、慌ただしいが、充実した日々を送ることができている。

    とはいえ、毎日慌ただしく過ごしていると、たまには、ぼーっと、一息つきたくなる。

    そんな時は、生まれ育った田舎を思い出す。海の匂い、波の音、海に沈む夕日。

    村の住民と化している、車を大破させるほどの実力をお持ちの、鹿軍団御一行様。

     

    そして、物心ついたころから一緒にいた、幼馴染達のこと。会えば、昔話を掘り起こし、くだらないことで笑い。困っている時は、スーパーマンのように助けてくれる。

    「わや」「べろ」が口癖で、(「べろ」は方言で「とても」という意味です)少し…いや、かなり口は悪いが、飾らず、涙もろく、人間味に溢れている幼馴染。

    今はなかなか会う事はできないがそんな存在がいることが、私の活力源の一つとなっている。

    先日、幼馴染の娘から「大きくなったら、看護師になって、一緒の病院で働く!」と宣言された。小さい頃から、看護師の楽しさを、こんこんと聞かせていた影響かもしれない。

    感慨深く思うと同時に、身の引き締まる思いがした。

    一緒に働けるまで、あと10年もあるのか…と思いつつその日が来るのを楽しみに、たまには、一息つきながら自分も看護師として、より一層成長できるように、精進していきます。

    文責: ICU 副主任 寺倉佳苗