看護部ブログ
vol.16  4階東病棟 主任 高橋 貴実

「私が看護師を続けている理由」

10月後半に入りすっかり寒くなりましたね。秋を静かに感じる間もなく、一気に冬が到来する時期です。みなさま、お体労わっていますか?

私はこの札幌徳洲会病院に勤めて22年目となり、今まで3回の異動を経て、現在の部署に10カ月在籍しています。とても頼りになる仲間たちと力を合わせて看護に取り組んでいます。様々な診療科を経験し尊敬できる上司や先輩、お互いを高め合える同僚たち、かわいい後輩にも恵まれました。そんな中で出会った、ある尊敬する先生とのことをお話します。

その先生とは、私が新人で入職した年に出会い、何年も一緒に働きました。そして私が別の部署に異動したあと、再会したのは病室。先生が患者さんとしてでした。先生は長い闘病の中でもつらい顔を見せず、いつも前向きでした。

闘病も4年に差しかかった頃、私は病室に呼ばれ1冊の本を戴きました。それは「置かれた場所で咲きなさい」という本でした。その中の一節をご紹介します。

『時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花が大きく、美しいものとなるように。置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。』

先生、この言葉のおかげでここまで頑張って来られました。

一人ではできなかったことも、周囲の人たちから力をもらい前に進むことができました。

これからも患者さんのため、スタッフのために、丁寧なケア、心に届く看護を目指していきます。

文責: 4階東病棟 主任 高橋 貴実