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看護部ブログ
vol.15・「プロフェッショナル 手術室の看護 吉田 彩花」
「プロフェッショナル 手術室の看護 吉田 彩花」
手術を受けられる患者様は、様々な思いを抱えながら手術に望みます。
近年、在院日数の短縮が求められ、手術当日に入院するケースが多く、患者様とコミュニケーションを図る時間が限られてきています。そのため、私達手術室看護師は、カルテでの各種の記録や手術室入室から麻酔導入までの短い時間で、患者様の抱える様々な思いを引き出し、少しでも安心して手術を受けられるような看護の提供を、日々心がけています。
独り立ちし、術前・術後訪問に趣きを置いて活動をしているとき、手術担当した患者様の術後訪問に伺った際、「緊張していたけど、そばにいてくれて安心しました。」と患者様に言葉をかけていただいたときは、自分の行った看護が患者様の心に伝わったのだとわかり、手術看護のやりがいを実感することができました。
今年度、私は褥瘡委員会と術中体位固定ワーキンググループを通して、手術看護で重要となる二次的合併症予防に向けて取り組んでいます。部署としての枠を超えて、皮膚・排泄ケア認定看護師と連携し褥瘡予防物品の検討・導入や、手術看護認定看護師と共同し、スタッフに体位固定の勉強会を開催するなどをし、安全な手術看護をスタッフ全員で提供できるように働きかけています。
手術室は、多くの職種のスタッフと協力して患者様が安全な手術を受けられるように努めています。これからも、各スタッフと連携し、安心・安全な手術を患者様が受けられるような手術看護の提供に努めていきたいです。
文責: 手術室 看護師 吉田 彩花